NEWS

お知らせ

2023/04/28

ワクチンのお話

狂犬病ワクチン接種のお手紙が来ると、多くの方が4月、5月あたりに予防接種のついでにノミダニ駆除薬、フィラリア予防薬をもらうために獣医さんに行くと思います。

そこで気にしてほしいことが一つあるんです。
ワクチン接種の直後はシャンプーできないことが多いです。
獣医さんにもよるのですが、3日、1週間、10日はシャンプーしないでくださいと言われます。
ノミ駆除のお薬も、シャンプー直後は使用しないでくださいというタイプもあります。
シャンプー直後は皮膚表面の皮脂が落とされてしまっているので、薬効が発揮されないようです。

トリミングの予約を入れておいたのに、3日前にワクチン接種してしまった!ということにならないよう、春先にワクチン接種をされる方は日程の調整が必要ですね。
ワクチン接種は春に打たないとダメなわけではないので、ノミダニのお薬、フィラリアのお薬は春先にもらいに行く必要がありますが、ワクチンは毎年決まった時期に打てば問題ないです。
新年度でバタバタする時期ですが、わんちゃんの健康管理もスケジュールにしっかり組み込むことが必要ですね。

ワクチンのお話
ワクチンのお話

2023/04/20

春先の予防のお話

4月になり、市役所や動物病院から狂犬病ワクチン接種のお手紙やノミ・ダニ・フィラリア駆虫薬のお知らせが届いているかと思います。

狂犬病ワクチンは、打つのが義務でありトリミングサロンやドッグカフェ、ドッグランなどで提示を求められることも多いですよね。
ノミ・ダニもお散歩の時に拾うことが多いので駆虫薬は必須です。万が一駆虫せずに拾ってしまうと...わんこもかゆくてかきむしり皮膚を悪くしますし、人間が噛まれるとこれも眠れなくなるほどのかゆみが出ると聞いています。
部屋の中に逃げてしまうと部屋全体の駆除も必要です。
フィラリアは今は情報が多くほとんどのわんこが対策をしているのでなくなる原因になることは少ないですが、昔は多くのわんこが命を落とす原因となっていました。
今は月一回食べさせるもの、錠剤、一年間有効な注射など選択肢も広がっていますね。

皮膚につけるタイプのお薬の注意点は、しっかりと毛をかき分けて皮膚につけることです。
柴犬のシャンプー時にノミを発見。お客様に連絡したところ、うちの子は通年ノミ駆除の薬を使用しているからありえない!と。
お迎えに来ていただき、その場で薬をつけるのを見せていただいたところ、見事に毛先に薬をつけ、さらに自分の手のひらで塗り広げていたんです。
せっかくのお薬も正しく使わないと効果が出ないですよね。
しっかりと出された薬の使い方を確認して使用してくださいね。

春先の予防のお話
春先の予防のお話

2023/04/14

ペットマッサージについてのお話

シャンプー時に行うリンパマッサージのお話です。
人間も風邪をひいたときなどに首の付け根あたりにぐりぐりしたしこりのようなものができることがあると思います。それは頚部リンパ節という体表近くにある特に重要で大きなリンパ節になります。
わんちゃんのリンパマッサージを行うときに、4大リンパ節とリンパの最終出口が主軸となります。
両手で頬を覆ったところにある頚部リンパ節、両わきの下にある腋窩リンパ節、両内股にある鼠経リンパ節、両膝の真後ろにある膝窩リンパ節、そして左肩甲骨前縁にあるのがリンパの最終出口です。
頚部リンパ節は耳下リンパ節、下顎リンパ節などの総称でこのリンパ節が滞ると顔のむくみ、外耳炎や口内炎が治りにくくなります。
腋窩リンパ節は呼吸器毛の病気、いわゆる風邪などの症状の前に免疫機能が働くため、このリンパ節の痛みを感じるときは風邪の兆候が見られます。
鼠経リンパ節は下半身のむくみや皮膚のたるみなどの原因となる場所です。
膝窩リンパ節は第二の心臓と言われる足に影響を及ぼすリンパ節です。滞ると膝や足の痛み、足に張りがなくなり押しても弾力がなく戻りにくく、ひどくなるとリンパや血管が晴れて浮き出たりします。

次回はリンパマッサージと経絡・ツボのマッサージの違いについてお話します。

ペットマッサージについてのお話
ペットマッサージについてのお話

2023/04/07

ペットマッサージについてのお話

うぃすてりあのマッサージは東洋医学の考え方が基礎となっています。
東洋医学では、体内に気、血(けつ)、水(すい)と呼ばれる物質が経絡(けいらく)と呼ばれるルートの中を流れていると考えられています。
そして、経絡上には経穴(けいけつ)いわゆるツボと呼ばれる気が集中するポイントがあります。
この経絡内を流れる気、血、水のめぐりが滞った状態を病気と考えます。
ツボを手で刺激したり温めたりすることで巡りを改善し免疫力を高めて体を健康な状態に整えていきます。

西洋医学では便秘と下痢では違う薬が使われることがほとんどですが、東洋医学では同じツボを使います。
なぜなら、東洋医学では身体は正常な状態に整える作用を本来持っているという独自の考え方があるからです。
同じツボを押すことで足りないものは補われ不要なものは取り去られるということから、副作用のない安全性の高いものと言えます。

次回はシャンプー時に行うリンパマッサージについてお話ししたいと思います。

ペットマッサージについてのお話
ペットマッサージについてのお話

2023/03/31

ペットマッサージについてのお話

桜の花も満開となり、明日からは4月、新学期、新しいことの始まりの時期となりました。
今日は、うぃすてりあのシャンプーコースに含まれているマッサージについてのお話です。

うぃすてりあでは西洋医学の代替療法としてメディカルアロマ、マッサージを取り入れています。
マッサージは健康維持・増進、病気予防、疾患の早期発見はもちろん、究極のスキンシップとしてわんちゃんとの絆を強めるためのコミュニケーションの手段としてお勧めの代替療法です。
おうちでも簡単にできる肩回りのマッサージはおススメです♪

次回はマッサージについてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
わんちゃんには鎖骨がありません。鎖骨の代わりに前肢と胴体は7~8本の強い筋肉、前肢帯筋と呼ばれる筋肉群で結合されています。
そのため、わんちゃんの首回りや肩周りの筋肉を優しくもみほぐしてあげるだけでもうっとりしてくれる子もいます。
わんちゃんは人間以上に方への負担が大きく肩こりに悩まされているといえる状態にあるからですね。

ペットマッサージについてのお話
ペットマッサージについてのお話