2023/02/13
シニア、持病のあるわんこの飼い主様へ②
前回は持病のあるお客様を紹介させていただきました。
今回もシニア、持病ありのお客様のご紹介です。
最初の異変は歩き方がおかしい、ということで病院で診察を受けられたのですが、膝蓋骨脱臼ではなく、両後肢前十字靭帯断裂とのこと。
治療はオペ一択。なのですが、検査入院の数日でさえ分離不安気味で帰宅後ママから離れられなくなってしまったことで、オペの入院期間の長さと年齢、いろいろと悩まれてオペはまだしていません。
前十字靭帯断裂が悪化すれば歩けなくなることも分かったうえで、トリミングをお受けしています。
その後、また歩く時によろめくことが多いと気になり病院に行ったのですが、軽い脳梗塞をおこしているようですと診断されました。左前脚がマヒしているようで、うまく歩けなったようです。
血栓を溶かすお薬を服用し歩くことはできていますが、排泄時に踏ん張ることが難しいようで弁の上に座り込んでしまうことも。
トリミング時も立っていることが難しい時があり、途中でトイレ休憩、ママに抱っこして落ち着かせながらの作業となります。
脳梗塞の後遺症なのか、顔カットも嫌になりお口が出てしまうことも。お互いのために口輪を使用。顔周りのカットはできる範囲内でさせてもらっています。
うぃすてりあでは、飼主様付き添いであればできる限りの対応をさせていただいております。
年齢で断られてしまう、持病で断られてしまう、動物病院でのトリミングは予約が取れないとお悩みの方、お気軽にご相談下さい。
2023/02/08
シニア、持病のあるわんこの飼い主様へ
今日はスキンケアではなく、うぃすてりあに来店されているお客様のご紹介をしようと思います。
一般的に8歳を超えるとシニア犬と呼ばれるお年頃になってきます。個体差も大きいので元気な13歳、弱々しい10歳と状態は違いますが、血液検査で数値が悪くなり始めたりする年齢です。行動にも変化が表れ始め、それまで我慢できたことが嫌いになったりし始めることもありますね。ストレス耐性が下がり始める年齢でもあります。
10歳を過ぎ糖尿病の診断を受けたお客様がいます。毎月トリミングをしているのですが、多淫多尿が気になり病院で診察を受けたら糖尿病と診断されたそうです。
1か月前はぽっちゃり体系でダイエットしてくださいよーと言い続けていたのに、どうしちゃったの?という体型に。
お話を伺い、もしものことがあった時に心配なのでトリミング中は付き添いをお願いしています。
途中、トイレ休憩をはさみ、立っているのがつらそうなときはママに保定を協力してもらいながらのトリミングです。
シニア、持病のある子はママ、パパがいてくれることでストレス軽減にもなりますし、保定を協力してもらうことでトリミング時間の短縮にもなります。
うぃすてりあでは、飼主様と信頼関係を築くことで安心してトリミングを出来るよう心がけています。
2023/02/03
内側からのスキンケア
十年に一度という寒波が訪れましたね。
寒波とともに空気の乾燥も激しいですね。
部屋の加湿は重要ですが、外側からだけではなく内側からのスキンケアも重要です。
皮膚、被毛に必要な栄養素の摂取を行うことがメインとなります。
タンパク質、必須アミノ酸、ビタミンE、微量元素(亜鉛など)が必要とされていて、いずれかが不足すると皮膚トラブル(かゆみ、フケなど)につながる可能性があります。
必須アミノ酸は抗炎症、抗酸化、血流改善などの作用があることや、皮膚バリア機能に重要なセラミドを構成する成分であるため、皮膚の潤いを保つ因子とされています。
必須アミノ酸は体内で作ることができないので食事やサプリメントなどから積極的に摂取する必要があります。
うぃすてりあでは、シャンプー、保湿剤による外側からのスキンケアに加え、内側からのスキンケアのアドバイスも行っております。
気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね(⌒∇⌒)
2023/01/24
寒波到来!
昨年のクリスマス寒波以上の強い寒波が10年ぶりに到来するようですね( ̄▽ ̄;)
寒さもですが、エアコンを使用されているおうちは湿度管理もお気を付けくださいね。
洗濯物の部屋干しするだけでも湿度上昇につながるようです。
我が家は昔ながらの灯油ストーブにやかんのふたを外して乗せてあります。
エアコン使用の時には、洗濯物以外にタオルを水に濡らしたものを増量しています。
トリミングルーム内も、シャンプー中はシャワーで湿度が上がりますがカット中は乾燥していきますので、外干ししても乾きが悪いタオル類を仕事終わりに部屋干ししています。
わんちゃんも、ストーブの前で寝そべる子、こたつの中に潜り込む子、家族のお膝で丸まっている子、自分のベッドで寝ている子、さまざまだと思います。
ペットヒーター、こたつの中は低温やけどを起こすことがまれにあります。
お洋服を着ているわんちゃんも、思った以上に被毛がもつれている場合も!
ブラッシングをすることで、スキンケア、皮膚の状態の確認、大きな汚れの除去、わんちゃんとのリラックスタイムの共有、とメリットが盛りだくさんです。
はじめは嫌がる子もいると思います。少しずつ痛くない、いやなことじゃない、とわかってもらえるように根気よく続けてみてくださいね。
2023/01/15
おうちでできるスキンケアについて
久しぶりの雨が降りましたね。
今日はおうちでできるスキンケアについてです。
一番やってもらいたいこと。ずばりブラッシングです!
ブラッシングは被毛のもつれ防止のため、と思われる方も多いと思います。
実は、被毛のもつれをほぐす以外にも、汚れを落とす、皮膚をマッサージする効果もあるんです。
皮膚を優しくマッサージすることで、血液の循環が良くなりスキンケアにつながります。
毛がもつれてしまってからのブラッシングは痛みをともなうのでわんちゃんも嫌がります。
もつれがなく、マッサージされるようなブラッシングであればリラックス効果もありますよね♪
ブラッシングスプレーを使用することで、被毛をサラサラに保つことや紫外線対策の効果を期待できるものもあります。
うぃすてりあでは、シャンプー、タオルドライ後にセラミドスプレーで保湿効果を高めていますが、フケや乾燥によるかゆみが気になるわんちゃんには、セラミドスプレーでのパックも始めました。
ぜひ一度お試しください♪